これらはこれから咲くつぼみも多く、まだまだ楽しめそうです。

ウズアジサイは色が濃くなってきて、とても綺麗です。
これらは同じ株の花なのですが、花によってかなり色が違いました。

こちらもあいかわらず綺麗です。

しかしベニガクなどのヤマアジサイ系は、装飾花が下を向くものが目立ってきました。
あまり見栄えがよくありません。
もちろん、まだ装飾花が上を向いたものもあります。

当館の南東、しらかし広場へ下りるスロープ入口付近です。
ここは毎年ピンクのアジサイが綺麗です。

ここには青と白のアジサイがあります。

しらかし広場のアジサイは青～紫に色づいています。
ここにはガクアジサイもあります。

ここにはアジサイ、ガクアジサイ、ウズアジサイ、隅田の花火など、様々な品種のアジサイがあります。

しらかしの池西側斜面のウズアジサイ。
丸まった装飾花が特徴です。

昨年までシチダンカと紹介していたものですが、ボランティアさんから指摘がありました。
隅田の花火という品種らしいです。
隅田の花火は横浜の民家で見つかり、株分けで増やされたものなんだとか。

こちらは、しらかしの池の西側の堤防上(歩道脇)に植えられている品種。
隅田の花火に似ていますが、小さめで、色が濃いのです。
これも隅田の花火なのでしょうか？

ここのアジサイは紫色です。

ここにはアジサイ、ガクアジサイ、ベニガクなどが植えられています。
しかし今年は、昨年に引き続き花がつかない枝や株が目立ちます。

こちらはベニガクという品種と思われるもの。
装飾花が濃い紅色になります。

こちら、ベニガクに似ているのですが、中央の両性花が青く、装飾花の萼片の形も違います。
調べているのですが、まだ品種名が分かりません。ヤマアジサイ系でしょうか？

両性花の色と、装飾花の萼片の形が違うことがお分かりになるでしょう。

ここもアジサイとガクアジサイがあります。

ここはガクアジサイが見事です。
手前(立ち位置の背側)にはアジサイも植えられています。

山野草園を民家のほうに下って行った車道沿いにもいろいろ植えられています。
アジサイ、ガクアジサイ、ベニガク、隅田の花火などが見られます。

いろいろな色や形のアジサイを集めてみました。
いわゆるアジサイは、ガクアジサイが装飾花ばかりになったもので、ヨーロッパで品種改良されたものはセイヨウアジサイとも呼ばれます。
泉の森には様々な品種があるようです。

装飾花の萼片の形がギザギザしていたり、とがっていたり、こちらも様々な品種がありそうですね。

駐車場の東側に植えられていますが、ご覧のようにたくさん咲いています

満開というわけではなく、咲きかけの花、これから咲く花も少なくありません。
全部咲いたら、さらに豪華になるでしょう。

ところで、なぜ「ガクアジサイ」というか、ご存知ですか？
高校生の頃、生物部の顧問の先生に「アジサイの花弁(花びら)のように見えるものは萼(がく)なのに、どうしてこれだけわざわざガクアジサイと言うのですか？」と聞いたことがあります。
するとガクアジサイの「ガク」は、「萼」(=萼片)ではなく、額縁の「額」だと教わりました。
装飾花が額縁のように並ぶのでガクアジサイというのですね。

装飾花で花びら(花弁)のように見えるものは萼(萼片)です。
装飾花に種(種子)はできません。
両性花には種ができます。

ここのアジサイはかなり咲いてきていますが、まだ色づきが悪いです。

ここのアジサイはピンク色に染まります。
これはかなり色づいている花。
ちなみにアジサイ(セイヨウアジサイ)は、ガクアジサイを品種改良した園芸品種です。
ほとんどすべての花が装飾花になっています。

こちらはまだ花が少ないですね。

ここはだいぶ色づいています。
写真の右側は白い品種のようです。

ここには3つの玉がくっついたような花が2つ並んで咲いていましたよ。