8/27(水)古民家の燻蒸(くんじょう)を行います
8/27(水)に、業者による燻蒸作業を旧小川家・旧北島家にて行います。
ここで言う燻蒸とは、家屋を長持ちさせるために室内全体を燻す作業のことです。木材を燃やして出る煙には、柱や茅葺き屋根の防虫・防菌等の効果があります。かつての民家ではイロリやカマドの日常使いによって、自然と燻蒸の効果が得られていたと考えられるため、当園はイロリでの火入れを毎日実施して民家の保全に努めています。
27日の燻蒸作業ではスーパーケムラーという専用の装置を用いて、普段のメンテナンスでは行き届かない部分まで燻蒸を行います。終日民家内への立ち入りはできませんが、外からの見学は可能です。貴重な文化財を今後も安全に見学できる状態を保つための大事な作業ですので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
大和市立の小・中学校の夏季休業日に合わせ、7月21日(月・祝)から8月31日(土)まで開園時間を1時間延長し17:00閉園といたします。
16:00台は陽が傾くものの、まだまだ暑い時間帯となりますので、暑さ対策を万全にしたうえでお越しください。
今年の夏も、気温の高い日が続いています。
少しでも涼しさを感じられるよう、古民家も夏支度をしました。
旧北島家のナンド(大戸口から見て一番奥の部屋)には、蚊帳を吊りました。
蚊帳の中で寝転んでみると、昔の人の気分を味わえるかもしれませんね。
旧小川家・旧北島家の軒先に風鈴を吊るしました。
風に揺られて、涼やかな音を鳴らしてくれます。
風鈴と蚊帳は、8/31(日)まで設置予定です。
泉の森にお越しの際は、ぜひ民家園へ涼を感じにいらしてください!